本町地区
古峰神社
 関東大震災によって秦野中心部は大火災となった。曽屋は、石田家の屋敷内に祭られていた古峰(こみね)神社の所で鎮火(ちんか)したという。そこで、1926年〈大正15〉に社を再建し、町内の神社とした。
 その後、火防(ひぶ)せの神として知られる栃木県鹿沼市の古峰(ふるみね)神社に代参し、祈祷(きとう)札を各家々に配っている。1930年〈昭和5〉に子ども神輿(みこし)を新造した際、大祭日を8月31日と定め、現在は、8月の第4日曜日としている。