東地区
寺山遺跡
 東中学校から東小学校周辺の広い地域にかけて、縄文時代中期から後期の遺跡が発見されている。
 平成元年度の東小学校改築工事に伴う発掘調査で「柄鏡形敷石住居址」が発見され、校舎内に移築復元されている。縄文時代中期<4,500年前>の末頃に造られたもので、手鏡に形が似ているところから、こう呼ばれている。長径は約3.4m、短径は2.8mの円形に、長さ2.9mの階段をつけている。
 写真の土器は縄文時代後期<4,000年前>の中頃の遺物で、墓の中に納められていたものである。

柄鏡形敷石住居址(えかがみがたしきいしじゅうきょし)