東地区
東田原神社
 江戸時代は東田原村の鎮守(ちんじゅ)であった八幡宮を1868年<慶応4>に遷宮(せんぐう)した。八幡宮は天正年間<1573〜91>に祭られたという。拝殿は、元禄年間<1688〜1704>に開かれた旧道明寺の観音堂を1872年<明治5>に転用したものである。この観音堂は、領主米倉氏が大工の名工に造らせた建物で、村民が壊すのを惜しみ、神社として残したと伝えられている。