東地区
才戸(さいど)の
道標
 大山道のにぎわいをしのぶ道標は、秦野市内で多く確認されている。特に古いのは、蓑毛の才戸入口にある1735年<享保20>のものである。上に不動明王が載っている。正面の文字は、風化して読み取りにくいが、かつては「右ハふし□、左ハおた原」と刻んであった。右へ進む道が昔からの大山道で、平成5年度「かながわの古道50選」に選ばれ、”関東ふれあいの道”に指定されている。