東地区
宝蓮寺の
(ほうれんじ)
境内絵図
 この絵図は、1790年<寛政2>に描かれたもので、当時の宝蓮寺全景を知ることができる。宝蓮寺は、もと大日堂の管理をしていた薬音寺の名を改めたものである。薬音寺が開かれたのは、鎌倉時代後期といわれる。1669年<寛文9>に領主の揖斐(いび)氏が、同族の宝蓮信女の菩提を願い、薬音寺を再興して宝蓮寺と改称した。