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秦野市バイオマス産業都市構想の策定に向けて

問い合わせ番号:16943-9210-7382 登録日:2023年9月14日

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 バイオマス産業都市とは、地域に存在するバイオマス(下水道汚泥、家畜糞尿、食品廃棄物残さ等)を有効活用し、地域の産業創出と地域循環型のエネルギーシステムの構築をすることで、地域の特色に合わせた環境にやさしく災害に強い、まちづくりを目指す地域のことです。

農林水産省ホームページ「バイオマス産業都市の取組」

『多品種少量の都市近郊型バイオマス産業都市 』

 本市では、令和4年度に「秦野市バイオマス産業都市構想(基本構想編)」を策定し、目指すべき将来像を「多品種少量の都市近郊型バイオマス産業都市」と位置付けています。

 本市のように都市近郊に位置する自治体では、下水道汚泥、家畜糞尿、食品廃棄物、剪定枝など日常生活とともに排出されるバイオマスは多品種ながら小規模のものが大半を占めています。

 一方、豊富な森林資源の有効活用による誘客や、学習林を活用した環境教育等の優位性を生かすことによって、既存の考え方とバイオマス資源の新たな可能性が融合し、地域の”つよさ・かがやき・つながり”を生み出すとともに、地域の享受すべき効果として種々に波及していくよう基本方針を設定し、目指すべき将来像として設定しました。

「秦野市バイオマス産業都市構想(基本構想編)(PDF/3MB)

基本方針

秦野産木材の活用

 神奈川県内でも最大規模の木材搬出量(A・B材)を誇る本市林業について、木材を「(バイオマスの)製品利用」に位置付け、秦野産木材の好循環サイクルを持続可能なものとする、体力及び魅力の向上を図ります。

木材未利用材の活用

 DIY等への利用など、上記に満たないC材等による「製品利用」と、小規模燃料用の薪やチップの製造といった、あくまで余剰分の位置付けとする「エネルギー利用」の活用を図ります。

再生可能エネルギーの活用

 有機物(生ごみ・下水道汚泥・木質未利用材・建設杯材等)を原料としたバイオマス発電事業などの「エネルギー利用」については、民間活力等の積極的な導入を図ります。

堆肥化(既存事業の拡充)の促進

 生ごみの堆肥化、有機肥料の製造・販売、畜産糞便の堆肥化等、特に国際情勢等による原油価格や物価高騰にも左右されない自給自足、地産地消体制の構築に向けた取組の推進を図ります。

産学公民連携の推進

 バイオマスに関する研究・開発などに対するイノベーションへの支援、関連した環境教育の拡充、さらには、工作体験や関連施設の見学といった新たなアクティビティの確立など、市民及び事業者を問わず、環境施策への参画(行動)・資質向上を図ります。

 基本計画編の策定に向けて

 上記の5つの基本方針の実現に向けて、事業化プロジェクトを設定し、プロジェクトごとにバイオマスの種類・発生・変換・利用方法に加え、目的(地球温暖化防止やエネルギーの創出等を含む、約11項目)を示します。

 特に、目指すべき将来像を体系的に支え、地域が享受すべき効果(つよさ、かがやき、つながり)については、事業化プロジェクトの枠組みとしての設定を検討します。

このページに関する問い合わせ先

所属課室:環境産業部 環境共生課 脱炭素推進担当
電話番号:0463-82-9618

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