コンテンツにジャンプ メニューにジャンプ

トップページ > 市政情報 > 財務 >平成28年度秦野市長施政方針

平成28年度秦野市長施政方針

問い合わせ番号:10010-0000-3678 更新日:2016年2月25日

シェア

2月25日(木曜日)に開会した、平成28年第1回定例会の冒頭に、平成28年度施政方針を述べさせていただきました。

秦野市長 古谷義幸平成28年度施政方針を述べる市長

 平成28年秦野市議会第1回定例会に提出した平成28年度予算案及び諸案件を審議いただくに当たり、私の市政に臨む基本方針と主要な施策について、述べさせていただきます。

 市制施行60周年を迎えた昨年、豊かな自然と歴史文化が薫る「我がまち秦野」のすばらしさを再発見し、その魅力を広く発信するとともに、未来を担う子どもたちに引き継いでいきたいという思いがこもった様々な記念事業を、本市の限りない発展を望む多くの市民の参加により、盛大に実施することができました。市民力の大きさを改めて実感したところであります。

 私は、現総合計画「HADANO2020プラン」の初年度であります平成23年度の施政方針の中で、市民の誰もが行動し、助け合いながら、等しくチャレンジできるまちであるように、21世紀の秦野の未来を創る明日への架け橋となるまちづくりに取り組んでいくとの思いを語らせていただきました。

 今、「秦野を元気にしたい」という熱い思いを持つ若者が集い、多様なイベントを企画し、まちのにぎわいやコミュニティの活性化につながる地域ぐるみの取り組みが盛んになっています。

 また、地域に暮らす人や事業者が協力し、高齢者や障害者の生活支援サービスを行うなど、住民のつながりを再構築し、支え合う体制を実現している地域もあり、誰もが気軽に行き来できる拠点を開設するなど、積極的な活動が行われています。

 このように、市民一人ひとりの行動や民間の力が相まって、新たな力を生み出し、まちづくりを支える取り組みがそこかしこに芽生えてきており、こうした新しい息吹が大きく成長できるよう、大切に育ててまいりたいと考えております。

 さて、国においては、これまでにない危機感を持って、人口減少の克服と地方創生に取り組んでいます。

 本市では、市民との協働により、策定に取り組んでまいりました総合計画後期基本計画が、新年度からスタートいたします。この計画は、市制施行以来、初めてとなる人口減少の中での計画であります。

 人口減少は、経済の縮小や地域活力の低下などをもたらすと言われており、市政運営における大きな課題であることは十分に認識しています。そのうえで、私は、臆することなく、選択と集中を基本姿勢として、市民力・地域力を生かしながら、これまで多くの先人と共に育んできた「人と人のつながりを大切にする豊かな心」、「四季折々に豊かな表情を持つ丹沢の恵み」、「鉄道4駅と高速道路インターチェンジを生かした快適で利便性の高い住環境」といった「秦野らしさ」に磨きをかけ、厳しい財政状況の中において、あれもこれものまちづくりではなく、市民と行政が本市の将来像を共有し、適切な役割分担と連携による「質の高いまち」を目指してまいります。

 私が市長に就任した10年前、「秦野らしさのある都市(まち)」の創造に向けて、本市の新たな50年を踏み出す第一歩となるまちづくりの指針として、「はだの2010プラン第三期基本計画」の策定に着手しました。特に、「カルチャーパーク再編整備構想」、「水無川風の道構想」、「はだの一世紀の森林(もり)づくり構想」という3つの構想を掲げ、市民の皆さまと共に抱く夢のすばらしさを信じて、本市が向かうべき将来の姿をしっかりと見据えて歩みを進めることといたしました。

 今年度末で再編整備の区切りを迎えるカルチャーパークは、一元的な管理のもとに、文化、教養、スポーツ及びレクリエーションを一体的に提供する場として、また、住んでみたいまちのシンボルとして生まれ変わります。

 丹沢の深山(みやま)から出(い)でるさわやかな風は、県立秦野戸川公園を通り過ぎ、水無川を俯瞰(ふかん)し、カルチャーパークから市内中心部へと流れていきます。かつては、人々の暮らしを脅かすことがあった水無川も、今では護岸や流域交通網の整備が進み、市民の生活や環境を守るだけではなく、訪れる人の心と体に潤いや安らぎを与えてくれます。今後も市街地における「自然環境とのふれあい」、「良好な交通環境の創出」という2つの柱に沿って、快適な空間として「水無川風の道」づくりを進めてまいります。

 そして、大切に守り育ててきた広大な森林(もり)は、市民の命を支える天然の水がめを育み、明治の頃、丹沢の地に植えられた檜の苗木は、今や歌舞伎座の舞台を支える百年檜としてその名を残しました。100年後の市民に、檜の名木が広がる丹沢を残すことができるよう、一世紀先を見据えた森林(もり)づくりに力を注いでまいります。

 私が尊敬する二宮尊徳翁の教えに、「凡(およ)そ事を成さんと欲せば、始(はじめ)に其の終りを詳(つまびら)かにすべし」という言葉があります。

 何事も終着点・着地点をしっかりと見据え、計画を立ててから最初の一手に着手することが成功の秘訣と説いています。まちづくりに例えれば、まちの将来の姿を市民と共にしっかりと描き、そこに向かう軌道を敷き、日々、まい進すること、そして、進む過程において振り返りを忘れなければ、思いが結実するということです。

 今回策定する後期基本計画では、様々な政策の実現を支える「行財政改革」や、40年先を見据えた「公共施設の再配置」を計画に織り込み、計画相互の連携を明確にしております。

 未来という果てしなく続く夢の先に見える希望の光をしっかりと見つめ、計画を着実に実現していくことで、5年先、10年先の「近未来」を確かなものとし、次世代につなげてまいります。

平成28年度 主な取組み

 私は、市長に就任して以来、財政運営においては、プライマリーバランスの黒字維持を第一に考えてきましたが、新年度は、これまでの都市基盤整備を更に推し進めるため、今年度に引き続き、プライマリーバランスは赤字の予算となります。

 昨年7月の「新東名高速道路(仮称)秦野サービスエリア」へのスマートインターチェンジの設置の決定を、地域の活性化を促進させる絶好のチャンスと捉え、本市の未来を考えたときに、今が積極的に投資すべき時期であると考えた次第であります。

 こうしたことから、平成28年度予算は、「未来へつなぐまちづくりを前進させるための予算」として編成をいたしました。

 平成25年度以降、4年連続で最大規模の予算になりますが、本市が「将来にわたり輝き続ける都市(まち)」であるために、強い意志を持って、その礎を築いてまいります。

 それでは、平成28年度予算の主な取り組みについて、現在策定中の後期基本計画のリーディングプロジェクトの4つの柱に沿って説明いたします。

豊かな自然・良好な住環境づくり

 はじめに、「豊かな自然・良好な住環境づくり」のための施策であります。

 本市の財産である恵み豊かな自然を守り育てながら、「秦野らしさ」が息づく快適な都市空間を創出する取り組みを推進してまいります。

 まず、「まちのコンパクト化と交通ネットワークの形成」を推進するための施策では、これまで取り組んできた事業の完成に向け、着実に進めてまいります。

 鶴巻温泉駅南口周辺整備事業につきましては、平成29年度末の完成に向け、県道立体横断施設や小田急電鉄株式会社による駅施設の整備が、遅滞なく進展するよう、努めてまいります。

 秦野駅北口周辺では、平成29年度に完成予定の大秦(たいしん)ショッピングセンター建替えへの補助にあわせて、駅前広場のペデストリアンデッキの延伸やエスカレーターの新設工事を行うとともに、30年度での自転車駐車場建替えに向け、基本設計に着手してまいります。また、秦野駅前通りにおける県道事業の進捗にあわせて、周辺の土地利用について、引き続き検討してまいります。

 秦野駅南部(今泉)土地区画整理事業につきましては、本年3月に完了予定の組合施行地区に続き、新年度は、昨年12月に事業認可を取得した市施行地区において、用地の先行取得などに取り組んでまいります。

 東海大学との提携事業として取り組んでいる市道433号線の急階段へのエスカレーターの設置につきましては、新年度での完成を目指して工事を進めてまいります。

 交通ネットワークの形成では、乗合バスの路線網のあり方を考え、将来のまちづくりを見据えたネットワークの再構築に向けた取り組みを進めるとともに、乗合バスのバリアフリー化に向け、ノンステップバスの導入に対し、新たに支援してまいります。

 次に、「水とみどりを守る」ための施策でございます。

 天然の水がめを育む森林(もり)を守り育てることにより、水源涵養機能を持続させるとともに、地下水の新たな利活用を図るほか、秦野名水のブランドを高める取り組みを進めてまいります。

 里地里山につきましては、市民やボランティア団体と連携し、保全再生活動に取り組むとともに、全ての公立幼稚園、こども園及び小・中学校において、里地里山の豊かな自然環境を生かした体験学習を実施し、ふるさと秦野を愛する子どもを育ててまいります。

 環境への負荷が少ない循環型社会を構築するため、生ごみの分別収集区域を拡大するとともに、公共施設で発生する刈り草を資源化するなど、更なるごみの減量化に取り組んでまいります。また、はだのクリーンセンターの熱エネルギーを活用した利便施設を整備してまいります。

未来につなぐ出産・子育て

 プロジェクトの2つ目は、「未来につなぐ出産・子育て」のための施策であります。

 子どもたちの輝く未来を創造するため、本年4月から5園となる公立認定こども園などの地域資源を生かし、社会全体で子育てや教育を支援する仕組みづくりに取り組んでまいります。

 まず、「産み育てる環境づくり」を推進するための施策につきましては、妊娠、出産から育児までの切れ目のない支援を行うため、今年度から配置した母子保健コーディネーターを増員するとともに、子育て世代包括支援センターを増設することで機能の充実を図り、妊娠期からのきめ細かな支援に努めます。

 さらに、産後の母親のケアと子育て支援を推進するため、民間事業者が開設する産後ケア施設の利用者に対し、新たな支援を行ってまいります。

 また、周産期医療体制の整備につきましては、引き続き、関係機関と連携して、秦野赤十字病院の分娩再開に向けて取り組むほか、分娩の取扱いを予定している八木病院の移転に対し、協力してまいります。

 次に、「学び育つ教育環境づくり」を推進するための施策でございます。

 本市の特色である幼小中一貫教育を生かして、地域と学校とが連携し、地域と共に学び、未来を担う子どもたちの成長を支え合うとともに、安心して子育てができる環境づくりを進めることにより、「わくわくして登校、いきいきして下校」の学校づくりに努めてまいります。

 まず、公立幼稚園における子育て支援として、これまでの預かり保育に代えて、全ての園において、幼稚園型一時預かり事業を導入いたします。

 次に、学習環境では、教育指導助手及び介助員を増員し、子どもたちの確かな学力の定着と向上を図るとともに、特別支援学級における安全確保等の支援を充実してまいります。

 加えて、学習意欲や学力の向上、さらには特色ある学校づくりを進めるため、研究校にタブレット型パソコンを整備するなど、ICTの更なる活用を推進してまいります。

 また、子どもや学校が抱える課題の解決や子どもの豊かな成長を地域と共に支えるため、新たな学校づくりの仕組みであるコミュニティ・スクールに西中学校を指定し、保護者や地域との協働により、学校運営や学校支援活動の充実を図ってまいります。

 施設整備としては、西中学校の体育館を多機能型施設として整備するに当たり、消防署西分署の建替え事業と連携して、配置や機能等の整備構想を策定してまいります。また、幼稚園1園、中学校2校の放送設備のほか、小・中学校で、それぞれ1校の受変電設備を更新するとともに、公民館においては、空調設備や電気設備を更新するなど、引き続き、学習環境の整備に計画的に取り組んでまいります。

 表丹沢野外活動センターでは、豊かな森林環境を活用し、自らの想像力で遊び、交流ができる場を拡充するため、「(仮称)森林遊び場」の第1期建設工事を行います。加えて、子どもたちが囲炉裏を囲み、昔の生活を体験し、学習することができる「(仮称)昔の生活学習館」を建設いたします。

 図書館では、開館時間を延長するなど、より快適で利用しやすい環境づくりを進めてまいります。

 現在、末広小学校内に整備中の県立秦野養護学校小中学部につきましては、本年4月の開校予定となっていますが、その児童・生徒の進学先となる高等部が、落合にある秦野養護学校本校の敷地内に整備される方針が県から示されました。県と連携し、市外への通学に係る負担を軽減するよう、取り組んでまいりたいと考えております。

 続きまして、「子育て応援社会づくり」を推進するための施策でございます。

 子どもの通院に係る医療費助成につきましては、現在、小学4年生までの助成対象を、本年10月からは6年生までに拡大いたします。

 待機児童対策といたしましては、旧渋沢保育園の園舎を活用し、社会福祉法人が設置する認可保育所の整備を引き続き支援するとともに、多様な保育需要に対応するため、全ての公立認定こども園において、従来の幼稚園児に相当する1号支給認定の園児を含め、全ての園児に給食を提供できる体制を整えることにより、保育サービスの向上を図ります。

 定住化促進住宅につきましては、本議会に、条例の制定議案を提出しておりますが、名称を「ミライエ秦野」として、若年夫婦及び子育て夫婦向けに、秋頃には入居募集を開始し、平成29年の供用開始を目指してまいります。建物内には子育て支援室を設け、7か所目となる「ぽけっと21」を開設し、子育て世代の育児不安の解消を図ってまいります。

安全・安心で人との絆を大切にするまちづくり

 プロジェクトの3つ目は、「安全・安心で人との絆を大切にするまちづくり」のための施策であります。

 子どもから高齢者まで誰もが住み慣れた地域で、安全に安心して、人との絆を深めながら、生きがいを持って暮らせるよう、地域で共に支えあうまちづくりを推進してまいります。

 まず、「災害や犯罪に強いまちづくり」を推進するための施策でございます。

 計画的に進めてまいりました広域避難場所や災害時孤立可能性地区における防災備蓄倉庫の整備につきましては、新年度の整備をもって、全て完了いたします。また、防災行政無線につきましては、計画的にデジタル化を図るとともに、多様な情報伝達手段の有効活用に努めてまいります。

 土砂災害対策につきましては、警戒区域に指定されたエリア内の自治会との協働で、土砂災害危険箇所や避難経路などを記載した地域独自の防災マップを作成するなど、様々な取り組みを通じて、地域の防災意識の高揚を図ってまいります。特に、北地区に設置した土砂災害警報システムにつきましては、河川監視カメラの新設や防災行政無線との連動などにより、その機能を強化してまいります。

 災害時の拠点施設となる市役所本庁舎につきましては、耐震化を進めるとともに、各種設備の更新及び教育庁舎の利用により、庁舎機能の充実を図ってまいります。

 昭和49年に建設された消防署西分署につきましては、平成32年度の新東名高速道路の供用開始に伴い、事故等への対応力の強化が求められることから、救急隊の増隊や化学消防ポンプ自動車の配備等を視野に入れた整備事業に着手し、30年度の完成を目指してまいります。

 防犯対策につきましては、犯罪の抑止効果を持つ防犯カメラの設置について、これまでも地域や関係機関との連携を図りながら、積極的に設置してまいりましたが、新年度は駅周辺など13か所に設置いたします。

 空き家対策につきましては、適正管理と有効活用を総合的かつ計画的に推進するため、地域住民や学識経験者、関係団体等と連携し、空き家対策計画を作成してまいります。

 また、市民の消費生活の安定を図るため、高齢者や若者などの対象者に合わせた消費者教育を実施するとともに、引き続き、消費生活センターの充実に取り組んでまいります。

 次に、「生きがいを持って安心して暮らせるまちづくり」を推進するための施策でございます。

 若者のひきこもり等の支援といたしましては、県に、専門相談員の定期的な派遣をお願いし、「ひきこもり等支援窓口」を新たに設置できるよう、取り組んでまいります。

 女性相談室につきましては、相談内容が複雑・多様化していることから、相談者に寄り添い、負担を軽減するため、相談窓口のワンストップ化に向け、相談体制の充実を図ってまいります。

 障害者施策といたしましては、障害者の地域生活を支え、地域とのふれあいの場となる「地域生活支援拠点」の整備に向けた検討を始めます。

 老人いこいの家「すずはり荘」につきましては、新たな地域活動の拠点となるよう、地元自治会へ建物を譲渡いたします。

 生きがいづくりや健康づくりにつながる施策といたしましては、スポーツやレクリエーションへの参加のきっかけづくりを進めるほか、施設の整備や改修に継続して取り組んでまいりますが、供用開始から16年を迎えるおおね公園につきましては、再整備に向けた初年度としてまいりたいと考えております。

 また、より良いまちづくりを進めるための新たな取り組みとして、市民と行政との協力により実施する提案型協働事業を開始し、地域における課題の解決や市民サービスの向上を図ってまいります。

にぎわいと交流を創出する地域経済活性化

 プロジェクトの4つ目は、「にぎわいと交流を創出する地域経済活性化」のための施策であります。

 新東名高速道路の供用開始など、本市発展の契機を生かし、新たな人の流れやまちのにぎわいを創出するため、地域経済の活性化に取り組んでまいります。

 まず、「地域資源を生かした活力ある地域づくり」を推進するための施策でございます。

 昨年、1億円を超えるご支援をいただきました、はだのふるさと寄附金につきましては、寄附者の意向を形にするため、桜の名所である弘法山公園への植樹や観光地の環境整備などの財源として活用するとともに、積極的に広報することにより、秦野の応援者を増やしてまいりたいと考えております。

 魅力ある観光地情報の発信につきましては、昨年9月に開設した秦野駅観光案内所を活用するとともに、観光協会と連携して進めてまいります。

 また、誘客促進と市民に安らぎの場を提供する、花のある観光地づくりを推進するため、ハイキングコース沿いの遊休農地での花の栽培を拡大してまいります。

 農業振興につきましては、所得の増加と地産地消の一層の推進を図るため、意欲のある農業者への経営支援や「じばさんず」の機能拡充のための支援を行うとともに、観光農業の振興を図ってまいります。

 雇用対策といたしましては、秦野駅前のふるさとハローワークを国と共同で運営することで市民の利便を図るとともに、就職カウンセリングやセミナーの受講後に、電子メールを利用した相談システムを整備するなど、支援を充実してまいります。

 また、商店街が所有する商店街灯は、防犯灯としての役割も担っているため、LED化に伴う電気料や修繕料に対する支援を拡充してまいります。

 次に、「(仮称)秦野サービスエリア スマートインターチェンジを活かした周辺土地利用」を推進するための施策でございます。

 スマートインターチェンジへのアクセス道路等に必要な用地の取得を進めるとともに、都市の発展に資する新たな産業系の土地利用を図る新市街地ゾーンの具体的な検討を進めてまいります。

 また、交通の利便性を生かし、市外からの新たな企業の進出を促すとともに、「ものづくりのまち」を推進するため、市内企業の施設の再整備を支援することにより、市外への流出防止にも努めてまいります。

 以上が、4つのプロジェクトの柱に沿った平成28年度の主な取り組みとなりますが、これまでの取り組みを含めた本市のまちづくり施策について、市内外に向けて積極的かつ効果的なシティプロモーションを実施することで、「住み続けたい、住んでみたい魅力ある都市(まち)」と感じていただけるよう、努めてまいります。

 私は、市長就任1年目の市政運営を飛行機に例え、ゆっくりと離陸し、徐々に高度を上げていきたいと申し上げました。途中には、未曾有の金融危機や自然災害など幾多の試練もありましたが、その時々に、考え得る限りの方策を講じて、最善の航路を選択してまいりました。

 今、行政運営においては、少子高齢化の進展に伴う人口減少という強い風が吹いていますが、市民の力をはじめ、産業界、関係行政機関、教育機関、金融機関、労働団体、メディア、いわゆる「産・官・学・金・労・言」の力を結集し、「質の高いまち」を目指した取り組みを加速することにより、乗り越えてまいります。

 三期目の任期の後半に入る新年度は、これまで取り組んできた「小さな声が届く公平・透明な市政」、「市民力・地域力を生かした市政」、「スピーディな改革で、安定感のある市政」という基本姿勢をもとに、一層積極的に取り組んでまいりますので、議員の皆さま、そして、市民の皆さまのご理解とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

このページに関する問い合わせ先

所属課室:政策部 企画課 企画政策担当
電話番号:0463-82-5101
FAX番号:0463-84-5235

このページに関するアンケートにお答えください

このページは見つけやすかったですか?
このページの内容はわかりやすかったですか?
このページの内容は参考になりましたか?