下水道特集号 平成28年(2016年)8月1日発行 表面 清らかに輝く名水の里 ひきつごう いつまでも  下水道事業は、これまで受け継いできた豊富な湧水や里地里山の原風景などの貴重な財産を、未来へ引き継いでいくため、“清らかに輝く名水の里 ひきつごう いつまでも”を基本理念として、豊かな水と調和したまちづくりの実現を目指しています。 下水道マスコットキャラクタ−「スイスイ」 9月10日は「下水道の日」 下水道事業に公営企業会計を導入  昭和49年に事業を開始した本市の公共下水道は、市民・事業者のみなさまの協力のもと、平成27年度に市街化区域における公共下水道の整備がおおむね完了しました。  本市の下水道施設は、今後本格的な更新時期を迎え、改築及び維持管理に要する費用の増加が予測されます。  市民・事業者のみなさまに安定したサービスを提供していくためには、効果的な経営手法や適正な財務管理基準を取り入れていくことにより、経費の削減と経営の合理化を図ることが求められます。  本市下水道事業においては、平成28年4月から、公営企業会計を導入して、公営企業として、経営基盤の強化や財政マネジメントの向上に一層取り組み、計画的な健全経営に努めてまいります。 4月1日から水道局と下水道部は組織を一元化して、「上下水道局」となりました。 ※下水道施設課の事務室は、担当事務ごとに上下水道局庁舎と浄水管理センター汚泥処理棟に分かれていますのでご注意ください。 上下水道局庁舎 下水道中期ビジョンを見直しました  市民・事業者のみなさまに安心して公共下水道を利用していただけるよう、下水道施設の地震対策や老朽化対策などの方針を定めた「秦野市下水道中期ビジョン」が策定から5年が経過したため、当初掲げた施策の取組実績を評価したうえで、今後5年間に取り組むべき施策を整理して見直しを行いました。  「秦野市下水道中期ビジョン」の詳細につきましては、秦野市ホームページに掲載しておりますのでご覧ください。 今回の見直しにおける現状と課題の整理 項目 ①汚水施設整備 ②雨水排水施設整備 ③資源有効利用 ④下水道経営 ↓ 現状 ①平成27年度に市街化区域は、ほぼ完成 ②近年増加する局地的大雨による頻発な浸水被害の発生 ③環境施策やコスト対策としての必要性 ④整備から維持に移行する節目にあり、事業の健全経営の必要性 ↓ 課題 ①既存施設の耐震化と老朽化対策 ②時間と財政的制約のある中での雨水排水施設の整備 ③電気エネルギーによる自給率の向上や下水道汚泥の有効利用 ④公営企業としての経営基盤強化と財政マネジメントの向上 浄水管理センターの放流地点 良好な環境を創出するためには、公共下水道へ接続していただくことが重要です  公共下水道は、汚水管きょの整備が完了しても、地域のみなさまに接続して使用していただけなければ、その目的を果たすことができません。整備済み地域のみなさまに、速やかに公共下水道に接続していただくことにより、水質保全などの効果を十分に発揮することが可能となります。また、より多くの方々に利用してもらうことによって、下水道施設の維持管理に係る費用負担を軽減することにもつながります。  公共下水道に接続していない家屋などにお住まいの方は、速やかに接続されるよう、お願いいたします。 水洗化普及員による戸別訪問を行っています  公共下水道への接続の義務、改造工事の進め方、県内の水洗化率のパンフレットなどをお持ちして、ご説明させていただいています。  接続に関するご相談がありましたら、水洗化普及員にお寄せください。 問い合わせ先 営業課☎(83)2111 発行・編集 上下水道局経営総務課 ☎(81)4113 FAX(82)6552  E-MAIL:keiei-s@city.hadano.kanagawa.jp