●広報はだの 平成26年(2014年) 3/15 No.1097 人口と世帯 26.3.1現在 総人口 16万9081人(前月比−187) 内 訳 男 8万6373人(前月比−110)     女 8万2708人(前月比−77) 世帯数  7万0959世帯(前月比−55) 毎月2回(1日・15日)発行 主 な 内 容 ◇ご利用ください 近隣市町の公共施設 (2面) ◇秦野の里地里山フォトコンテスト (2面) ◇火災警報器の取り付けを手伝います (3面) ◇桜に出会う 春の秦野 (4面) 編集・発行 秦野市 市長室広報課 〒257-8501 秦野市桜町一丁目3番2号 代表 ☎0463(82)5111 0463(82)9792 http://www.city.hadano.kanagawa.jp 住みやすいまち 住んでよかったまち       住み続けたいまちの実現へ 弘法山公園から望む秦野のまちと富士山  2月27日、市議会第1回定例会で古谷義幸市長が新年度の施政方針を表明しました。その主な内容を紹介します。 地域の活性化につながる 明日のふるさと秦野の礎を築く  長引く景気低迷による厳しい財政状況の中、これまで「明日のふるさと秦野への礎」となる事業には、果敢に投資してきました。引き続き、その姿勢を基本に、暮らしを支える都市基盤整備を進めていきます。  みずなし川緑地については、多くの人が集い、豊かな自然を体感できる水辺空間として創造に努めるなど、「水無川風の道構想」を推進していきます。  カルチャーパークの再編整備は、文化会館や図書館、総合体育館周辺の園路や広場などの改修工事を行い、平成27年度の完成を目指します。  まちの顔である「駅」周辺のにぎわいを創出するため、秦野駅南口の土地区画整理事業や北口の大秦ショッピングセンターの建て替え支援、県道705号周辺整備などを進めるほか、鶴巻温泉駅南口周辺の整備については、29年度の完成を目指します。  32年度に開通予定の新東名高速道路は、本市にとって飛躍のチャンスです。引き続き、サービスエリアへのスマートインターチェンジの設置に向けた取り組みを進めていきます。 子育てがしやすく、誰もが 安心して暮らせるまちへ  「まち」のにぎわいには、多くの笑顔が欠かせません。  「子育てなら秦野が安心」と、本市を生涯の地として選んでもらえるよう、公立幼稚園と保育園が一体となる「こども園」の推進や、全小中学校への空調設備の設置、「病後児保育」に取り組みます。  成熟社会の今、私たちには、他人を思う、ゆとりと優しさが求められます。お年寄りや障害のある方が、ほっとできる場所づくり、シニア世代の協力のもと地域で進める福祉施策などにより、心温まるまちづくりを進めていきます。また、障害者スポーツの素晴らしさを知っていただくため、バスケットボール関東大会やフライングディスク県大会などの各種大会を本市に誘致します。 防災・防犯・安全都市の実現  東日本大震災から3年。私たちは、大きな代償から得た教訓を、漏らさず生かさなくてはなりません。  東京都日野市や長崎県壱岐市など災害時相互応援協定を結んでいる全国7つの自治体が本市に集い、災害時の応援態勢の再確認と絆を深める機会として「防災サミット」を開催します。また、豪雨災害による被害を最小限に抑えるため、引き続き雨水管の整備に取り組むほか、河川や急傾斜地の整備推進を県に要望していきます。  近年、市内でも凶悪事件が発生し、未解決のものもあります。市民の不安を少しでも拭うため、今年度、商店会による防犯カメラの設置を促しました。今後も防犯協会や地域と連携し、必要性の高い場所から順次設置し、犯罪抑止力を高めていきます。 健全財政を維持し、持続可能な 公共サービスを提供  将来にわたり安定した公共サービスを提供していくためには、健全財政の維持が欠かせません。その基軸にある「総合計画2020プラン」は、引き続き、刻々と動く社会経済情勢を踏まえ、必要な修正や工夫を加えつつ取り組むほか、新年度は、28年度からの後期基本計画の策定に取り掛かります。  全国的に注目を集めている「公共施設再配置計画」は、丁寧な説明と議論を重ねながら、特に、西中学校体育館、西公民館と消防西分署の複合施設は、その効果を市民に最大限還元できるよう、整備を進めていきます。 「節目」の年に新たな一歩を  本市は、今年9月にはアメリカ合衆国パサデナ市と姉妹都市提携50周年、10月には長野県諏訪市との提携30周年、そして、来年1月1日には市制施行60周年など、いくつかの節目を迎えます。  「竹は節目で成長する」といわれています。「節目」は、過去を振り返り、行く道を見定める、成長のチャンスです。私は、市政の舵取りを任せていただいた3期目を、「住みやすいまち、住んでよかったまち、住み続けたいまち」への総仕上げの場と考えています。  「ふるさと秦野の創造」、「市民の幸せ・喜びの実現」に向け、また新たな一歩を踏み出した今、皆さまのご協力をお願い申し上げます。 平成27年1月1日 市制施行60周年を迎えます 夢・希望! 未来へつなごう  「豊かな自然と先人の想いを受け継ぎ、秦野の未来を創造する」をテーマに、平成26・27年度にわたり記念事業を実施します。  実施に先立ち、キャッチフレーズとロゴマークが決まりました。ロゴマークのデザインは、美しい丹沢の山並みと清らかな水、風を表しています。 問い合わせ 企画課☎(82)5101 お知らせ 平成26年度予算の概要は、4月1日号でお知らせします。 問い合わせ 財政課☎(82)5116