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秦野断層・渋沢断層に関する調査

問い合わせ番号:10010-0000-1038 更新日:2020年2月12日

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調査結果

神奈川県が平成9年度から10年度に実施した秦野断層と渋沢断層の調査結果がまとまりました。

活断層の専門家6人からなる県地域活断層調査委員会(委員長・太田陽子  横浜国立大学名誉教授)を設置して行った調査では、断層の位置、活動した時期などがある程度明らかになりました。

平成7年1月17日に起きた阪神・淡路大震災は、内陸直下で発生し、その原因が活断層の活動にあるとされたことから、国は全国に2千余りある活断層のうち、特に重要なもの約10本について活動度や規模などを解明するための調査を開始しました。

県は、これまでに伊勢原市を南北に走る伊勢原断層や三浦半島を東西に横断する北武断層群について調査してきました。

調査の結果、秦野断層は、従来の資料で示されていたもののほか、新たに4本の活断層が確認され、合わせて秦野断層系(計5本,総延長7.8キロ)としました。また、秦野断層は約1万7千年前に活動したことが分かり、それ以降に活動した可能性もあります。

渋沢断層は、渋沢西断層と渋沢東断層に分け両者をまとめて渋沢断層系としました。

この断層系は約2千5百年前以降の縄文時代に活動した可能性がありますが、今回の調査では特定できませんでした。これは最適な場所でのトレンチ(掘削)調査ができなかったことによります。

両断層系とも、この断層単独で地震を起こす可能性があるだけでなく、近くに存在する国府津・神縄―松田断層の影響を受けて活動する可能性があることも指摘されました。

今回の調査結果は、長期的な地震災害に強いまちづくりの基礎資料として、役立てていきます。

なお、詳しい調査結果や詳細地図は、市役所の防災課でご覧いただけます。

このページに関する問い合わせ先

所属課室:くらし安心部 防災課 防災担当
電話番号:0463-82-9621

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