平成29年(2017年) 広報はだの9月1日号 1面 No.1177 防災(震災)特集 「備える前に知るべきこと」 ◇その時、何が検索されていたか ―(2面) ◇被災現場の裏側と危険のレベル(3面) ◇発災直後の検索ワードとその答え(4・5面) ◇視点を変えれば防災も変わる(6面) ◇想像が自分の備えを創造する(7面) 「忘災」しがちな、私たちへ。  近年起きた震災で被害に遭われた方々に尋ねた。 「被災する前の自分に、言いたいことはなんですか?」  答えの中に垣間見えるのは、「もっとこうしておけば…」という後悔の念。それを、自分へのメッセージとして受け止められるかが、この先いつか被災する私たちの分かれ道。何かを備える「その前に知るべき事」は、被災者のリアルの中にある。 平成29年(2017年) 広報はだの9月1日号 2面 No.1177 その時、何が検索されていたか ― 平成28年4月14日 午後9時26分 前触れもなく 突然襲った熊本地震 頭が 真っ白になる みんなが頼ったのは いつもそばにある携帯電話 インターネットで検索されていく 「?」 だらけの言葉の雨 被災者が 知らなかったコト 本当に 知りたかったコト 同じ雨を 降らさないために 私たちに 何ができるんだろう ココにあるよ 「知りたかった」の水たまり 検索データから見る熊本地震  インターネットで見ることができる、Yahoo!ニュースと朝日新聞社の共同企画コンテンツ「検索データから見る熊本地震」。昨年4月14日に熊本県で発生した最大震度7の地震直後3時間の検索データを分析し、課題や問題を伝えています。  4・5面では、その検索ワードの一部と答えを紹介しています。 ※出典:上画像/「首都直下地震の被害と対策に係る映像資料オープニング編」(内閣府)、上画像内の検索ワード・右画像/「検索データから見る熊本地震」(ヤフー株式会社、朝日新聞社) ヤフー株式会社 社会貢献事業本部災害協定担当 関口 和明さん(45歳) まず知るべきは「確かな」情報  災害時の検索ワードを使った分析は東日本大震災の時も行いましたが、当時は被災地のほぼ全域で長時間停電が起きたため、発災直後のデータが少ししかありませんでした。しかしそれらは、被災者がその時に必要だから検索している情報であり、発災時のニーズを示す、とても重要なデータです。地域の特性はあっても、災害時はどこでも同じような状況になるはずですから、昨年作製することができた「検索データから見る熊本地震」は、きっと参考になり、自分の事として見て、考えていただけると思います。  特に注目すべきワードの一つが、「デマ」です。熊本地震より前に、弊社ら4企業で実施した「ソーシャル防災訓練」でも、インターネットを使って避難所を探す過程で、主催側がわざと仕掛けた偽の情報に多くの人がだまされてしまいました。さまざまな情報が行き交う時代だからこそ、「信頼できる」情報をいかに素早く、確実に得るかが大切です。そのために弊社は現在、秦野市を含め災害協定を結んだ全国430以上の自治体が発信する情報をいつでも見られるように、「分かりやすく、集約した」形にしてヤフーのホームページ上で公開しています。避難所マップや河川水位の広域情報などが、その例です。20年以上もインターネットを通じて情報発信を行っている弊社だからこそ、力になれることだと思っています。 情報を「受け取る」準備をしよう  また、市民の皆さんにオススメしたいのが、スマートフォンから無料で利用できる「ヤフー!防災速報」アプリです。こちらも協定自治体と連携していますが、最大のメリットは、「プッシュ通知」機能。避難所の開設といった新しい情報が自動的にスマホの画面に表示されることです。情報を見に行くのではなく、「知らせてくれる」というのは、切迫した場面でこそ助かります。豪雨など他の災害や防犯情報もお知らせしますので、ぜひダウンロードしてみてください。  アプリや自治体の緊急情報メールなどを「受け取る」準備をあらかじめしておくことで、災害時に分からないことがあっても、ゼロから調べるのとは大きく違います。また、無駄のない情報収集は、災害時に大切な端末の節電にもなります。  弊社も、今後より多くの情報を自治体と協力して社会に還元していきますので、みんなでインターネットを上手に使い、過去や今の出来事を正確に理解して、「減災」につなげていきましょう。 ▲どこにあるか一目で分かる避難所マップ ▶防災速報アプリのプッシュ通知イメージ アプリのダウンロード方法は、4・5面で紹介しています。 平成29年(2017年) 広報はだの9月1日号 3面 No.1177 被災現場の裏側と危険のレベル  昨年発生した熊本地震で被災した自治体で発行された広報紙。自らも被災者の立場で取材した紙面は、私たちに何を伝えるのか。  また、専門機関が公表する「大地震の発生の確率」から見えてくるのは何か。  それぞれから「本当に知るべきこと」を引き出してみたい。 被災地自治体の「広報」から学ぶ 左の写真1を見てほしい。熊本県菊池市が被災直後に発行した「広報きくち」だ。1面は笑顔の少女を自衛隊員が背負うという印象的な表紙を使った。  前震の2日後に本震が発生。「まさか」の事態の混乱と切迫した救助活動の様子、倒れた家屋や損壊した道路など、多くの写真で震災の被害を切り取り、その大きさを伝える。ページをめくると復興に向けた市民の取り組みが取り上げられ、読み終える頃には被災地への応援の気持ちを新たにする。  そこで、あらためて考えてみる。もしもこれが秦野だったら。写真3の宇土市のように1面に載るのは損壊した「秦野市役所」かもしれない。被害の写真はよく知るあの場所、あの建物─。そもそも自分は無事なのか。写真を撮り、被災した知人からコメントなんてもらえるのだろうか。  熊本地震では報道が過熱し、一部のマスコミによるプライバシーを無視した取材で不信感が募っていたという。それでも広報として取材・撮影ができたのは「普段の信頼関係があったから」というのは、菊池市市長公室の野中参事の言葉。被災した市民であっても進んで取材に協力してもらえる。そしてその情報をタイムリーに発信する。それが市民の満足度の高さにつながった。  被災の概要などを広域的に伝える役割を担うマスコミと違い、地元で活躍する人や団体にスポットを当てて、その活躍を紹介する自治体広報は、地域の人を元気づける原動力となる。「私たちのまちの話題」を伝える市の広報の強みだった。  あれから一年。被災地の広報は復興が進む様子を続々と伝えた。倒壊した建物は解体され、更地となった。前向きに力強く活動を続ける人々、サロンで談笑する団体。そして復興祭の様子と。  被災した他の自治体でも、独自の視点で震災と復興に向けた「市民の力」を取り上げた。その多くはホームページなどからダウンロードできる。ぜひその目で見て何かを感じてほしい。 意外に高い大地震の確率 地震雲、異様な発光、井戸枯れ、地鳴り、ナマズ。古くから数々の地震の予兆が言い伝えられてきた。  注目すべきデータがある。左の図4は「今後30年のうちに震度6弱以上の揺れに見舞われる確率の分布」を示したものだ。何十年も前から、いつ来てもおかしくない大地震に恐れ、備え、高い意識で防災に取り組んできた秦野市。そんな中、阪神淡路大震災、東日本大震災そして熊本地震といった未曾有の震災が続き、私たちの足元のはるか下に溜まりつつある地震のエネルギーに不安が募る。  図を見れば、関東・東海地域が危険なことは一目瞭然だ。熊本地震で最大震度を観測した益城町と秦野市を比較すれば分かる。実際熊本では、多くの人が「まさかここで」と思ったそうだ。  しかしながら、この数値の訴えるところは、別にある。地震調査研究推進本部地震調査委員会が公表した、自然災害や事故などが30年以内に発生する確率は、図5のとおり。そう、熊本でも空き巣被害に遭遇する約8倍、秦野市では約13倍の確率で、震度6弱以上の地震に見舞われるのである。普段当たり前にしている空き巣対策。地震対策にそれ以上の対策が求められるのも最もなことだ。  予知の研究は重要だ。予知の精度が高まる将来に期待したい。しかし、仮に予知ができたとしても、自然災害などと比べたとき、全国どこでも、高い確率で大きな地震に遭遇し、被災するのだ。遅くはない。今日からもう一度、来るべき地震の備えを確認しよう。 12広報きくちは全国広報コンクールで入賞。3広報うとは熊本地震の被害を象徴する損壊した市庁舎を1面に配した。「り災証明」や「税の減免」、「生活再建支援金」など、被災者直結の情報が掲載されたことも被災地自治体の広報紙の特色の一つ。 4国立研究開発法人防災科学技術研究所が管理・運用する「地震ハザードステーション」に掲載の「全国地震動予測地図(2016年版)」から引用。基準日は熊本地震の発生した年の1月1日。5は「今後30年以内に数%」という値が決して小さな値ではないことを理解するための参考として、同研究所が掲載したものを一部抜粋し編集した。どちらも詳細はホームページ(http://www.j-shis.bosai.go.jp/)で見ることができる。 今後30年で発生する自然災害などの確率の例 地震発生確率(今後30年) 想定東海地震 87% 東南海地震 60~70% 神縄・国府津−松田断層帯 0.2~16% 地震動超過確率※ 秦野市 43%(空き巣被害の約13倍) 益城町 28%(空き巣被害の約8倍) ※今後30年以内に少なくとも1回地震動の強さが震度6弱以上となる確率 自然災害 東京30km圏を台風が通過 ほぼ100% 大雨でり災 0.5% 台風で死傷 0.007% 事故 交通事故で負傷 24% 交通事故で死亡 0.2% その他 空き巣被害 3.4% ひったくり被害 1.2% 平成29年(2017年) 広報はだの9月1日号 4-5面 No.1177 さあ、想像してみよう。 あす、震度7の大地震に 被災した自分の3時間を― 発災直後の検索ワードとその答え  被災時にとるべきさまざまな行動を考える上で、2面で紹介した「熊本地震の被災者が、インターネットで発災直後3時間に検索したこと」に注目してみる。  発災直後だからといって、被災者の知りたいことは、防災訓練などで学ぶ「身の守り方」だけじゃなかった。いつか自分の身にも起きる疑問に触れて、今から答えの入口を知っておこう。 出典:各項目の検索ワードとその概要/「検索データから見る熊本地震」(ヤフー株式会社、朝日新聞社)、“大地震!まず身を守らないと…”の右画像/「首都直下地震の被害と対策に係る映像資料・シミュレーション編」(内閣府)、“今後の費用が心配…”の右画像/「首都直下地震の被害と対策に係る映像資料・被害の特徴編」(内閣府) ※カウントアップ表示の時間はイメージです 大地震!まず身を守らないと… 00:01:00.00 地震 家 安全 場所 検索  急な大地震で、家の中のどこにいればいいのか確かめようと「安全な場所は1階か2階か」や、「車が安全?」などの検索が多かった。前震の発生が夜遅かったため、ガスや水道などのインフラ情報よりも、まずは余震に備えて安全確保について調べる人が多かったと分析されている。 お答えしよう! 玄関を制する者は、避難を制す! ブレーカーを落とす者は、火難を制す!  建物の構造によるが、基本的に玄関は耐震性が高く、 倒れてくるものが少ない。これまでの大震災を見ても、倒壊した家が玄関だけ残っているケースが多かったそう。ドアを開けて逃げ道を確保するのを忘れずに。  また、地震のときに起こる火災原因の多くが通電火災。 停電後、復旧した際に放置された電化製品や電気コードの破損により出火することが多い。避難前にブレーカーを落とそう。 ※車内に避難は安全?  周囲に建物がないなど、安全な場所に停車していれば一時的には○。車中泊の被災者の約8割が行政からの接触を受けられなかったというデータもあるから、早く避難所などへ移ろう。 あれ、避難って…どこへ? 00:30:00.00 避難所 場所 検索  観光客が多かったからか、それとも、あまり把握できていなかった住民が多かったからか、いざ避難するときのための「場所」に関する検索がとても多かった。ちなみに、「炊き出し」の検索のピークは前震から4日後で、まずは安全な場所の検索の方が多かったことがはっきりしていたようだ。 お答えしよう! 避難グッズを備えて二流。「情報」を備えて一流。「地域の力」を備えて超一流!  避難所の住所といった情報は、今から準備しておくことができる「ストック情報」。2面で紹介した避難所マップ(Yahoo!トップページ→天気→防災情報内「避難所マップ」)で、近所やよく出かける地域の避難所を確認しておこう。秦野市では、自治会単位で避難所が決められていて、避難に助けが必要な高齢者なども事前にその地域内で把握してもらえるから、自治会への加入は避難行動の大きな力。  また、事業主の協力で市内の電柱の広告に近くの避難所を表示するように進めていくため、土地勘のない場所で被災したときは、近くの電柱も確認しよう。 被害状況を調べていたら…え、本当⁉ 00:15:00.00 ライオン 脱走 検索  地震の発生直後、「熊本動物園からライオンが逃げた」というウソの情報がSNSを中心にインターネット上で拡散し、人々の混乱をあおった。こうしたデマが広がるのは、いたずら半分な悪意だけでなく、「怖がる自分を正当化」する心理が働き、疑いなく広めてしまうことも多いからといわれている。 お答えしよう! 真実はいつも一つ!信頼できる情報を味方に!  個人が発信する情報からは、時に貴重な情報を得られるが、最近は新聞記事そっくりの形でウソの情報を流す「フェイクニュース」も出回っている。2面でヤフーの関口さんが言うように、まずは「信頼できる」情報を「常に受け取れる」ことが第一。 スマートフォンを持っている方は、自治体のさまざまな防災情報を届けてくれるアプリや市のSNSアカウントを登録しておこう。 Yahoo! 防災速報 ①アプリケーションストアで検索してインストール(無料) ②アプリを起動し、案内に従って設定 市のTwitterアカウント ①自分のアカウントでログイン ②危機管理情報(@hadanokikikanri)をフォロー ※その他、「防災行政無線」や「緊急情報メール」は7・8面で紹介しています。 自分より、もっと不安なのかも… 01:00:00.00 地震 ペット 震え 検索  地震発生直後は、ペットに関する情報を求める人も多かった。特に、「地震 犬 震え」、「地震後 犬の興奮おさまらない」など、普段とは違う愛犬の行動を心配する声が多かった。 お答えしよう! いつも癒されてる分、今こそ主が癒すとき! そして… 一緒に逃げていいんだよ!  普段と違う出来事に驚くのは、動物も同じ。抱っこして寄り添ったり、ケージなど暗くて狭い場所に入れてあげると、落ち着きやすい。  また、いざ避難場所へ向かうときは、ペットも一緒に避難しよう。平成23年の東日本大震災では、家に取り残された多くのペットが命を落としたり、野犬化して人に危害を加えたり、猫が異常繁殖したりしたため、環境省の新しいガイドラインでは、飼い主はペットと一緒に避難する「同行避難」が原則となった。ただし、同行避難は避難所での人とペットの同居を意味するものではないことに注意。各避難所のルールに従おう。 ※「ペットの防災マニュアル」(平成25年・秦野市発行)  ペットを受け入れる避難所での飼育場所や期間などについて説明しているので、飼い主は必ず見ておこう(市ホームページにあります)。 今後の費用が心配… 02:30:00.00 災害 減免 住民税 検索  自宅の被害と、今後の対応について調べる人も多く、「地震後 濁り水」「災害に対する補助」などが発災直後から検索されていた。東日本大震災と違って、津波や原発事故などがなかったため、現住所での再建を目指す人が多く、「命を守る行動と、生活再建に向けた行動が同時に起きていた」と分析されている。 お答えしよう! 「り災証明ください」が、スムーズな再建への第一歩!  地震で所有する家屋などが被害を受けた場合、被害の程度や原因などを証明してくれるのが「り災証明書」。市が窓口となる支援金などの申請や保険の支払い手続きに必要なので、市役所3階防災課で交付申請書を受け取ろう。 ※主な公的支援と対象 ◆被災者生活再建支援金(住宅) ◆災害弔慰金(親族の死亡) ◆災害障害見舞金(障害) ◆災害援護資金(貸付) ◆市税等の減免 こんな検索もあった ① ありがとう 無事だよ 英語 検索  SNSなどで、自分の状況を英語で伝える際の英訳を調べる人が多かった。外国人とのコミュニケーションも、時には必要。 こんな検索もあった ② コンビニ 検索  政府が「70万食を被災地のコンビニに届ける」と発表した日にピーク。熊本地震では、食料の輸送などでコンビニがうまく機能した。 平成29年(2017年) 広報はだの9月1日号 6面 No.1177 視点を変えれば防災も変わる 女性だから気付くこと  視点を変えることで、これまで気付かなかった課題が見えてくる。さまざまなニーズに対応しようと、「多様な視点」や「先進技術」を基にする防災の取り組みが進められていることを知っているだろうか。 大切な人を守るために  着替えや授乳の場所がない、女性や赤ちゃんの必需品がない、トイレの数が足りない︱。そんな女性の声が被災地で上がった。近年、その多様なニーズに応える取り組みの重要性が高まっている。  そこで求められているのが「女性の視点」。女性だからこそ気付きやすい課題がある。例えば、水、電気、ガスが限られた状況で、栄養バランスなど健康に配慮した「食」をどう確保するかもその一つだ。  「ビニール袋を使ってご飯を炊くことができるんですよ」 と話すのは、「なでしこ防災ネット」の代表を務める吉田トシ子さん(67歳・沼代新町)。地域や家庭で担う女性の役割が大きい一方で、地域の防災に女性の視点が欠けているのに気付いたことが、活動のきっかけとなった。  「災害が起きたとき、男性が近くにいるとは限りませんよね。女性が大切な人を守るためには、女性ならではのきめ細やかな視点で防災を考えることが大切なんです」  その思いから、日頃の備えと工夫についてまとめたリーフレット「女性の視点からの防災対策」や非常食のアレンジレシピ集「もしもの時の非常食」を作成。地震発生直後はもちろん、救援物資も届き徐々に復興に向けた活動が始まる中、長期化する避難生活にも目を向けた。  「限られた食材でも、元気が出るよう工夫しました。ビニール袋を使った炊飯はキャンプにも応用できるし、普段も活用してほしい」 秦野の湧水を生かして  吉田さんは、「水」にも注目した。災害時は飲料水、トイレや洗濯などの生活用水をどう確保するかが大きな課題となる。豊富な湧水に恵まれ、井戸も多い秦野の特性を生かせないかと考えた吉田さんは、自宅の井戸や湧水を近所に開放してくれる「災害時協力井戸」を調査。その場所が一目で分かるマップを作成した。  「水道の復旧は電気よりも時間がかかるので大変。近くの井戸の場所を把握してほしいですね」 できることを普段から  市民の日やスーパーなどで活動をPRしてきたが、より多くの人に広めることが今後の課題の一つだと話す吉田さん。そういった点でも、女性の影響力は大きいと言う。  「女性が学んだ防災知識は、家庭はもちろん、近所付き合いで地域にも広がっていくんです。できることから取り組んでみてほしい」  水や食材が限られた中での調理法や近所の井戸の場所を知っていただろうか。紹介したリーフレットやマップは市の防災課やなでしこ防災ネットのホームページ(https://hadano-nadeshikobousai.jimdo.com/)で手に入る。家族で普段から活用してもらいたい。 1「なでしこ防災ネット」代表で防災士の吉田さん。平成17年に仲間と活動を始め、防災講座や、簡易トイレづくりなど体験する「サバイバルDayキャンプ」の開催など多様な活動を行う 2市内に108件ある「災害時協力井戸」はこの看板が目印 乳幼児向け「乾パンのミルク煮」。水でふやかした乾パンに、湯で溶かした粉ミルクを入れて完成 ドローンだから見えるもの 人が立ち入れない場所に  空に舞い上がり手軽に空撮ができるカメラを搭載した無人航空機「ドローン」の活躍の舞台が広がっている。離島への物流、建設工事の測量など幅広い分野での活用が進められている中、防災の分野でも注目されている。  「人や車が近づくことができない孤立地域の状況を、いち早く把握できるんです」 と話すのは「湘南ドローン倶楽部」代表の山口好一さん(67歳・堀川)。平成15年に「かながわ自主防災航空」として本市と協定を結んでから、防災訓練にヘリコプターのパイロットとして参加し、本市の防災に長年携わってきた。ドローンの操作にはヘリコプターの操縦技術が生きているという。上空から得られる情報の重要性を感じてきた山口さんは、ドローンの防災への活用に期待を寄せる。  「ヘリコプターと違い、現場に限りなく近づき、細部まで撮影ができます。視界が悪い気象条件でも飛ばせるんですよ」  最大時速72㎞の速さ、リアルタイムで消防などと映像を共有でき、指示を受けながら捜索できるという山口さんのドローン。人の足では時間がかかり、二次災害の危険がある場所での行方不明者の捜索に役立つと話す。  また、秦野のように山に囲まれている中で、山林に取り残された人を捜索するとき、ドローンの先進技術が力を発揮すると山口さんは言う。  「熱を感知する赤外線カメラを使えば、体温から人を見つけることができるんですよ。GPSが搭載されていれば、発見場所も正確に分かります」  熊本地震では、土砂崩れや横滑り断層を鮮明に映し出し、テレビを通していち早く全国に被害状況を伝えた。ドローンは、すでに実際の現場で活躍している。 秦野の空に  今年8月に、「かながわ自主防災航空」は市と防災協定を締結。今年も防災訓練にドローンで参加するなど、本市の防災に空撮の技術を生かしていきたいと山口さんは意気込む。  また、防災だけでなく、道路整備の記録写真、空撮の映像での秦野の魅力発信など、他の分野でも活用を広げていくために、まずは、技術を行政に伝えていきたいと話す。  「災害時に私一人では対応できないですから。官民一緒にドローンの可能性を広げたいですね」  孤立地域への接近、低空飛行による鮮明な映像など、防災に対する新たな強みを持つドローン。操作技術や性能が進み、災害時の空にドローンが舞い活躍する光景が当たり前になる日もそう遠くない。 3ヘリコプターの操縦技術をドローンに生かす「湘南ドローン倶楽部」代表の山口さん 4昨年の防災訓練では、道が寸断されたと想定した上幼稚園からのSOSの文字を空撮 5熊本地震ではドローンが断層の様子をとらえた(出典 国土地理院) 平成29年(2017年) 広報はだの9月1日号 7面 No.1177 想像が自分の備えを創造する  現代社会は、情報にあふれている。テレビ、ラジオ、インターネット…あらゆる場所から雨のように降ってくるニュースや映像による情報。私たちは、その中から自分に必要な情報を取捨選択しながら毎日を過ごしている。  今回のテーマである「防災」についても、同じことが言えるだろう。  大量に目にする情報の中で、みんな漠然とした恐怖を感じているものの、具体的な準備をしている人は果たしてどれだけいるだろうか。  今回は、大地震にあった自分を「想像する」ことを特集した。  防災はみんなが同じことを押しつけられるものじゃない。  一人一人違った防災があっていい。  被災した自分をイメージできれば、「自分の備え」が見えてくる。  それはきっと、「やらなければ」の第一歩になる。  ここまでに、災害を身近に感じるためのヒントをつめこんだ。  被災地からの情報も受け取った今、どんなことを感じていただけただろうか。必要なことが見出せたとき、私たちのまちは、きっと災害に負けないまちになる。 市民の皆さんに「家庭で備えていること」を聞きました 活用をしよう 防災マップ・ハンドブック  市内を6地区に分けて作成した防災マップなどを配布しています。ぜひ活用してください。 防災マップ  土砂災害警戒区域、広域避難場所、防災備蓄倉庫 など 洪水ハザードマップ  洪水のときに危険な場所、危険の程度、広域避難場所 など 防災ハンドブック  避難時の心得、災害時の情報収集方法 など 配布場所 市役所3階防災課、公民館、駅連絡所 平成25年3月に自治会を通じて配布しています 問い合わせ 防災課☎(82)9621 防災行政無線の内容を確認したいときは テレフォンサービス 0463(81)5101 を利用してください ※この枠を切り取って、電話のそばなど目につくところに貼って利用してください 平成29年(2017年) 広報はだの9月1日号 8面 No.1177 9月3日㈰ 総合防災訓練に行こう  水筒の用意など熱中症対策をして、参加しましょう。 とき 9月3日㈰ 午前9時(防災行政無線と緊急情報メールで、訓練の開始をお知らせ)~正午 ところ 自治会避難場所、市内小・中学校などの広域避難場所  ※訓練内容は市ホームページで確認 問い合わせ 防災課☎(82)9621 建物屋上からの救出訓練は本番さながらの迫力 ロープの結び方を教わる子供(昨年) 力を合わせて行ったバケツリレー(昨年) 自衛隊や警察などとの合同訓練は鶴巻小学校で実施します。今年は避難所開設訓練なども行います。 避難情報の名称が変わりました ◇避難準備・高齢者等避難開始 避難ができるよう準備をしましょう。身の危険を感じるときなどは避難を開始しましょう。 ◇避難勧告 避難場所へ避難しましょう。 ◇避難指示(緊急) 直ちに避難しましょう。外出することでかえって危険が及ぶときは、自宅の安全な場所に避難しましょう。 緊急情報メールに登録を  防災訓練の発災の連絡や、防災・火災・防犯・行方不明者の捜索などの情報をお知らせします。登録方法 hadano@entry.mail-dpt.jpに空メールを送信し、返信されるメールに従って手続きをしてください。また、右のQRコードからも、空メールを送信できます。 9月23日㈯ 24日㈰ 第70回 秦野たばこ祭 障害者と要介護認定者と震災避難者を招待 市役所屋上で花火観覧 とき 9月24日㈰午後7時半~8時 対象 市内在住の障害者または要介護認定を受けている方とその介護者、東日本大震災避難者120人(申し込み先着順) 申し込み 9月1日㈮午前8時半~電話のみ受け付け ※聴覚障害者はファクス((82)8020)も可 花火と会場を一望 問い合わせ 障害福祉課☎(82)7616 または高齢介護課☎(82)9616 駐車場を優先的に確保します とき 9月24日 午後1時~4時または午後4時~7時 対象 肢体不自由児(18歳未満)の世帯 台数 5台(申し込み多数のときは抽選)申し込み 9月4日㈪〜8日㈮に障害福祉課へ 問い合わせ 障害福祉課☎(82)7616 LINEスタンプ販売中  LINEのスタンプショップで秦野たばこ祭のオリジナルスタンプを販売しています(120円)。 問い合わせ 観光課☎(82)9648 参加者募集 スケッチハイキング とき・ところ・内容 9月21日㈭午前9時秦野駅改札前集合~田原ふるさと公園~金剛寺~午後3時半 定員 20人(申し込み先着順) 費用 3000円 のどかな景色を描こう 問い合わせ 観光協会☎(82)8833 観光ボランティアと歩こう 上地区彼岸花ハイキング とき・ところ・内容 9月20日㈬午前9時渋沢駅改札前集合~桂林寺~四十八瀬川~上秦野神社~午後3時渋沢駅 定員 40人 費用 500円 湧水の里ウオーキング とき・ところ・内容 10月3日㈫午前9時秦野駅改札前集合~弘法の清水~まいまいの泉~カルチャーパーク~金井酒造店~午後2時半 定員 40人 費用 500円 問い合わせ 秦野駅観光案内所☎(80)2303 一瞬のきらめきを ダイヤモンド富士  富士山の山頂に太陽が沈んでいくとき、まるでダイヤモンドのようにきらめく、自然が演出する神秘的な瞬間をカメラに収めませんか。富士山のよく見える場所などは富士山ビューマップ(市役所1階ロビー、観光協会などにあります)で紹介しています。 とき(時刻は目安) ところ 9月14日㈭ 午後5時25分 震生湖近くの高台 14日㈭ 午後5時27分 下大槻団地入口交差点 17日㈰ 午後5時21分 今泉名水桜公園 18日㈪ 午後5時22分 権現山山頂 19日㈫ 午後5時18分 市役所付近 20日㈬ 午後5時19分 めんようの里 25日㈪ 午後5時10分 田原ふるさと公園 10月1日㈰ 午後5時3分 菜の花台   5日㈭ 午後5時 岳ノ台 神秘の輝きをカメラに 問い合わせ 観光協会☎(82)8833 参加者募集 パサデナ市の中学生と交流しよう スカイプキャンプ  姉妹都市・アメリカ合衆国テキサス州パサデナ市の中学生とスカイプ(インターネットによるビデオ通話)で会話をします。 とき 10月20日㈮午後8時~21日㈯午前9時 ※事前研修は10月7日㈯ 午前9時~11時 10月14日㈯ 午前10時~正午の全2回 ところ 表丹沢野外活動センター 対象 市内在住の中学生10人(申し込み多数のときは抽選) 締め切り 9月22日㈮ 英語で質問してみよう 問い合わせ 市民活動支援課☎(82)5118 文化会館チケット情報 販売中 地域貢献券が利用できます 小椋佳 歌談の会 10月29日㈰ 午後5時~ 大ホール 5000円 ※未就学児は入場できません 9月17日㈰ 午前10時発売(電話受け付けは午後1時~) 中島 美嘉 MIKA NAKASHIMA FULL COURSE TOUR 2017 YOU WON’T LOSE 11月19日㈰ 午後5時半~ 大ホール 6800円(2歳以下は無料) ※いずれも全席指定 問い合わせ 文化会館☎(81)1211 平成29年(2017年) 広報はだの9月1日号 挟み込み面 表 No.1177 お知らせ 行政一般 ●9月1日~10日は屋外広告物適正化旬間  屋外広告物の設置には許可が必要です。許可の基準は設置場所や種類で異なるため、申請前に必ず相談してください。許可基準や申請用紙は、市役所西庁舎2階開発建築指導課、市ホームページにあります。 問い合わせ 開発建築指導課☎(83)0883 ●敬老の日は入館料を割り引き 弘法の里湯 とき 9月18日㈪ 内容 入館料を200円割り引き ※健康保険証など、年齢の分かるものを提示。他の割引との併用は不可 対象 65歳以上(9月30日現在) 問い合わせ 弘法の里湯☎(69)2641 ●カルチャーパーク総合体育館休館日のお知らせ  設備点検のため、休館します。 とき 9月25日㈪ 26日㈫ 問い合わせ カルチャーパーク課☎(73)8612 ●予約を忘れずに 人間ドック  対象者には、4月下旬に利用券を送付しました。利用券での受診を希望する方は、10月2日㈪までに直接、検査機関に電話してください。 対象 国民健康保険に平成28年4月1日以前から継続して加入し、保険税を完納している40歳以上74歳以下または後期高齢者医療制度に加入し、保険料を完納している、助成の申し込みをした方 問い合わせ 国保年金課☎(82)9613 ●公共下水道へ接続を  利用できる区域になったら、浄化槽を使用している家庭は速やかに、くみ取り式トイレの家庭は3年以内に公共下水道へ接続してください。 ※接続工事は市下水道指定工事店(市ホームページにあります)へ依頼 問い合わせ 営業課☎(83)2111 募集 ●小学校給食調理員 勤務場所 上小学校 人数 1人 勤務日など 月~金曜日 午前8時半~午後2時45分 任用期間 11月1日~平成30年3月31日 報酬(予定) 月額8万6100円 申し込み 履歴書を9月15日㈮までに市役所教育庁舎2階学校教育課に本人が持参 ※後日作文試験、面接あり 問い合わせ 学校教育課☎(84)2785 健康・子育て ●献血 とき ところ ◇9月3日㈰ 9日㈯ 18日㈪ 23日㈯ 午前10時~11時半、午後1時~4時 イオン秦野SC ◇9月24日㈰ 午前10時~11時半、午後1時~3時半 市役所 問い合わせ 健康づくり課☎(82)9603 ●9月10日~16日は自殺予防週間 とき ところ 内容 ◇駅頭キャンペーン 9月8日㈮ 午後5時〜6時 秦野駅周辺 ◇図書館内キャンペーン 9月8日〜22日㈮ 関連図書の紹介 問い合わせ 健康づくり課☎(82)9603 ●ふたごサークルさくらんぼ とき 9月15日㈮ 10月18日㈬ 午前10時~11時半 ところ 保健福祉センター 内容 交流と相談 対象 双子の妊婦と就学前の双子の家族 問い合わせ 健康づくり課親子健康担当☎(82)9604 ●シニアライフを楽しもう ◇老いじたく「備えは万全に!」 とき 9月20日㈬ 午前10時〜11時半 ところ ライフプラザ鶴巻(鶴巻北3-1-3) 定員 20人 ◇介護者のつどい とき 9月20日㈬ 午前10時〜11時 ところ 曲松児童センター ◇音楽療法 とき 9月20日㈬ 午前10時〜11時半 ところ 堀川公民館 定員 20人 ◇くらしにアロマを!リラックス とき 9月22日㈮ 午後1時半〜3時 ところ ほっとワーク鶴巻(鶴巻南2-6-5) 定員 20人 ◇口から始まる若返り術 とき 9月26日㈫、10月3日㈫の全2回 午前10時〜11時半 ところ 本町公民館 定員 20人 ※いずれも65歳以上。定員があるものは申し込み先着順 問い合わせ 高齢介護課☎(82)7394 ●はだの野菜ヘルシー料理講座 とき 9月27日㈬ 午前10時~午後1時半 ところ 保健福祉センター 内容 豚しゃぶ納豆だれかけなど 費用 500円 定員 30人(申し込み先着順) 問い合わせ 健康づくり課☎(82)9603 ●口腔がん無料検診 とき 10月26日㈭ 午後1時~5時 ところ 歯科休日急患診療所(秦野駅前農協ビル3階) 対象 市内在住で、口内炎などの症状がある30人(申し込み多数のときは抽選) 申し込み はがきに住所、氏名(ふりがな)、年齢、性別、電話番号を書き、10月10日㈫までに〒257-0051今川町1-3秦野伊勢原歯科医師会事務局へ郵送 問い合わせ 健康づくり課☎(82)9603または秦野伊勢原歯科医師会☎(83)3117(月・水・金曜日の午前10時~午後4時) 催し ●ご協力を 市内一斉美化清掃 とき 9月10日㈰ ところ 各自治会の区域 ※実施時間や雨天時の対応は、各自治会で決定します 問い合わせ 環境資源対策課☎(82)4401 ●はだの史・発見展「秦野たばこ資料展」 とき 9月12日㈫~24日㈰ ところ 本町公民館 内容 秦野たばこ祭第70回を記念した、過去のポスター・写真などの展示 問い合わせ 生涯学習文化振興課文化財・市史担当☎(87)9581 ●就職を支援 個別カウンセリング とき 9月13日㈬ 27日㈬ 午前10時~午後4時(正午~午後1時を除く) ところ 市ふるさとハローワーク(秦野駅前農協ビル3階) 内容 適職発見、求人情報の検索・活用、応募書類の書き方、面接トレーニングなど ※後日メール相談可 対象 市内在住の18〜65歳までの求職者5人(申し込み先着順) ※27日は保育あり 問い合わせ 産業政策課☎(82)9646または市ふるさとハローワーク☎(84)0810 ●里山を歩こう 秋の気配 野鳥や植物、昆虫を観察しよう とき ところ 9月16日㈯午前9時東公民館集合~正午 定員 30人(申し込み先着順) 問い合わせ 環境保全課☎(82)9618 ●地域猫活動講演会 とき 9月16日㈯ 午後2時~3時半 ところ 本町公民館 内容 地域猫活動の紹介など 講師 黒澤泰氏(元横浜市保健所職員)など 問い合わせ 健康づくり課☎(82)9603 ●観覧者募集 中学生英語スピーチコンテスト とき 9月17日㈰ 午後1時半~5時 ところ 文化会館 内容 市内在住の中学生18人が、自分の思いや考えを英語でスピーチ ※来場者の投票により決める「オーディエンス賞」あり 問い合わせ 市民活動支援課☎(82)5118 ●ボランティア入門講座 とき 9月20日㈬ 午後1時半~3時 ところ 保健福祉センター 内容 視覚障害者の外出支援ボランティア活動の体験 定員 16人(申し込み先着順) 問い合わせ 社会福祉協議会☎(84)7711 ●応急手当講習会 とき 9月28日㈭ 午後1時〜5時 ところ 保健福祉センター 内容 普通救命講習Ⅱ(成人への心肺蘇生法、AEDの使い方など) 対象 市内在住・在勤・在学の中学生以上40人(申し込み先着順) 問い合わせ 警防対策課☎(81)8020 ●まちづくりにあなたの意見を 地区別市政懇談会 とき ところ ◇東 10月1日㈰ ◇南 10月8日㈰ ◇西 10月14日㈯ いずれも午後2時〜4時 各地区名の公民館 問い合わせ 市民活動支援課☎(82)5118 ●市文化祭 水墨画展 とき 10月5日㈭~8日㈰ 午前10時~午後5時(8日は午後4時まで) ところ 文化会館 問い合わせ 生涯学習文化振興課☎(84)2792 施設情報 ●図書館 ☎(81)7012 おはなし会 とき 内容 ◇9月2日㈯ 「大竹っ原」など ◇9日㈯ 「ろけっとこざる」など ◇16日㈯ 「おやすみなさいおつきさま」など ◇30日㈯ 英語のおはなし会 ◇10月1日㈰ 「だるまちゃんとてんぐちゃん」など いずれも午後2時半~3時 定員 各日30人(当日先着順) 映画会 とき 内容 ◇9月9日㈯ 午前10時~正午 「アパートの鍵貸します。」(洋画) ◇9月23日㈯ 午後3時半~4時 「世界の名作童話」(アニメ) 定員 各日80人(当日先着順) 市民大学 とき 内容 費用 ◇伊勢物語の世界 9月30日㈯ 午後1時半~3時 講師 下鳥朝代氏(東海大学准教授) 200円 ◇萬葉集の世界16 9月30日~10月28日の土曜日 全5回 午後3時10分~4時40分 講師 志水義夫氏(東海大学教授) 1000円 ◇龍之介の子規 「正岡子規を読む芥川龍之介」 10月7日㈯ 午後1時半~3時 講師 伊藤一郎氏(東海大学教授) 200円 ◇明治の作家と口絵・挿絵 10月14日㈯、21日㈯、28日㈯の全3回 講師 出口智之氏(東海大学准教授) 午後1時半~3時 600円 対象 各コース市内在住、在勤または在学の高校生以上80人(申し込み先着順) ●くずはの家 ☎(84)7874 川の生きもののこと知ってる? とき 9月24日㈰ 午前9時半~11時半  対象 小学生以上30人(申し込み先着順。1・2年生は保護者同伴)  ●表丹沢野外活動センター ☎(75)0725 お月見キャンプ とき 10月7日㈯午後1時半~8日㈰午前10時 内容 お月見行事体験や月の観察など 定員 小学生以上30人(小学3年生以下は保護者同伴。申し込み先着順) 費用 1700円 募集 リユース!もったいないDay! フリーマーケット出店者 とき 11月19日㈰ 午前10時~午後3時 ところ はだのクリーンセンター 対象 次の全てを満たす30団体(申し込み多数のときは抽選) ◇市内在住、在勤または在学の個人、または市内に活動拠点を置く団体 ◇営利目的ではない ◇各家庭などのリユースを目的とした物品を販売 申し込み 申込書(環境資源センター、公民館、駅連絡所、市ホームページにあります)を9月22日㈮までに〒257-0024名古木409環境資源センターへ郵送。ファクス((84)6744)、メール(k-sigen@city.hadano.kanagawa.jp)も可 出店者説明会 10月12日㈭ 午後7時~ 問い合わせ 環境資源センター☎(82)4401 平成29年(2017年) 広報はだの9月1日号 挟み込み面 裏 No.1177 スポーツ教室 総合体育館 ◇こどもテニス教室 とき 対象 10月3日~11月21日の火曜日 全8回 午後5時半~6時半 小学1~4年生30人 申し込み 9月6日㈬~12日㈫ ◇バドミントン教室 とき 対象 10月4日~11月22日の水曜日 全8回 初心者・初級者コース 午前9時~11時 25人 ナイターコース 午後7時半~9時15分 中学生以上25人 申し込み 9月4日㈪~10日㈰ ◇こども体操教室 とき 対象 10月7日~11月25日の土曜日 全8回 午後3時~5時 平成24年4月1日以前出生〜小学2年生の30人 内容 マット運動、鉄棒、跳び箱など 申し込み 9月6日㈬~12日㈫ ※いずれも申し込み多数のときは抽選。費用は4500円 カルチャーパーク 秦野車いすテニス・ニューミックス大会 とき 10月1日㈰ 午前8時45分~ 内容 車いすテニス経験者と健常者がペアを組んで行うダブルス 対象 車いすテニス経験者16人と市内在住・在勤で中級以上の実力を持った健常者16人(申し込み先着順) 費用 2000円 問い合わせ スポーツ協会☎(84)3376 ファミリーサポートセンター  自宅で子供を預かったり、学校や習い事への送迎など、子育てを応援します。 利用料金 ◇月~金曜日の午前7時~午後7時 1時間700円 ◇土・日曜日、祝・休日、上記以外の時間帯 1時間900円 ※市内在住または本市に住民登録がある非課税世帯、生活保護受給世帯は、利用料を半額助成。子供の送迎に必要な交通費や、オムツ代などは実費 支援会員募集中 登録には研修会への参加が必要です。 研修会 とき 9月28日㈭、10月2日㈪、3日㈫の全3回 午前9時半~午後0時半 ところ 保健福祉センター 内容 保育者としての心得、子供の遊びなど 定員 60人(申し込み先着順) ※保育あり(予約制) 問い合わせ ファミリーサポートセンター☎(84)1330 市議会第3回定例会 と き 会議名 開会時間 内 容 9月5日㈫ 本会議 午前9時 開会・提案説明 7日㈭ 本会議 午前9時 議案審議 常任委員会 本会議終了後 予算決算常任委員会 12日㈫ 常任委員会 午前9時 平成28年度決算常任委員会(総括質疑・歳入審査) 13日㈬ 常任委員会 午前9時 平成28年度決算常任委員会(総務分科会) 14日㈭ 常任委員会 午前9時 平成28年度決算常任委員会(文教福祉分科会) 15日㈮ 常任委員会 午前9時 平成28年度決算常任委員会(環境都市分科会) 20日㈬ 常任委員会 午前9時半 総  務 常任委員会 常任委員会閉会後 予算決算(補正予算:総務分科会) 21日㈭ 常任委員会 午前9時半 文教福祉 常任委員会 常任委員会閉会後 予算決算(補正予算:文教福祉分科会) 22日㈮ 常任委員会 午前9時半 環境都市 常任委員会 常任委員会閉会後 予算決算(補正予算:環境都市分科会) 25日㈪ 委 員 会 午前9時半 議会運営委員会 26日㈫ 本会議 午前9時 一般質問 27日㈬ 本会議 午前9時 一般質問 28日㈭ 本会議 午前9時 一般質問 10月4日㈬ 常任委員会 午前9時半 予算決算(座長報告、委員会採決など) 本 会 議 常任委員会閉会後 委員長報告・議案審議・閉会 問い合わせ 企画課☎(82)5101 みんなの伝言板 市内の公共施設を利用 定員のあるものは原則申し込み先着順、ないものは原則入場自由です 催し案内 ●本町写好会写真展 9月1日㈮~7日㈭ 午前9時~午後4時(1日は正午~、7日は正午まで) 本町公民館 村田☎(82)0408 ●ヴィオリラ体験教室 9月1日㈮ 15日㈮ 午前10時~正午 鶴巻公民館 ティアラ・関谷☎090(9392)9514 ●自然観察会 9月10日㈰ 10月8日㈰ 11月12日㈰午前9時渋沢駅改札前集合~午後2時八国見山 渋沢丘陵あるきたい・山田☎(88)7662 ●オカリナの合同音楽会 9月10日㈰ 午後1時半~3時半 本町公民館 200人(当日先着順) 山領☎(83)8057 ●デジフォト秦野写真展 9月12日㈫~18日㈪ 午前10時~午後5時(12日は午後1時~、18日は午後4時まで) 宮永岳彦記念美術館 稲本☎(81)2740 ●全国囲碁将棋大会秦野大会 9月18日㈪ 午前9時半~(受け付けは午前10時まで) 文化会館 1500円(高校生以下は1000円) ※昼食あり 太田☎(87)9773 ●親子キッズテニス教室 9月23日㈯ 午前10時~11時45分 総合体育館 4~7歳25人と保護者 子供のみ1000円 ラケットや☎(84)0050 その他 ●不登校相談会・進路情報説明会 9月23日㈯ 午後1時~4時半 県藤沢合同庁舎(藤沢市鵠沼石上2-7-1) フリースクールなどの活動紹介、個別相談会など 県教育委員会子ども教育支援課☎045(210)8292 ●はだの雑学大学「神奈川の道祖神」 10月6日㈮ 午後1時半~3時 保健福祉センター 60人 300円 市民活動サポートセンター☎(83)1760 公民館・会館だより 定員のあるものは原則申し込み先着順、ないものは原則入場自由です 西公民館 ☎(88)0003 ●女性セミナー「和布とそろばん玉のコラボネックレス」 9月21日㈭ 午前9時~正午 15人 600円 ●やまなみ囲碁道場 10月~3月の第1・3土曜日 全12回 午前9時半~11時半 小学生以上10人 ●子供卓球教室 10月~3月の第2土曜日 全6回 午前9時~11時 小学生以上10人 南公民館 ☎(81)3001 ●敬老の日プレゼント「健康お茶作り」 9月16日㈯ 午前9時半~11時 小学生15人 500円 ●子供茶道教室 9月27日㈬、10月11日㈬の全2回 午後3時半~5時 小・中学生10人 各日200円 渋沢公民館 ☎(87)7751 ●歌の広場 9月22日㈮ 午前10時~11時半 40人 200円     ●食改料理教室「お魚で中華」 9月26日㈫ 午前9時半~午後1時半 16人 850円 ●介護予防教室「頭と体の若返り体操」 9月29日㈮ 午前10時~11時 65歳以上20人 本町公民館 ☎(84)5100 ●初心者パソコン相談 9月12日㈫ 午後1時半~3時半 パソコン持参 ●高齢者くらしのミニ講座「知って得する制度あれこれ」 9月13日㈬ 午後1時半~3時 20人 上公民館 ☎(87)0212 ●男の料理教室「秋野菜とアジづくし」 9月24日㈰ 午前9時半~午後1時 20歳以上12人 1200円 ●パソコン教室「ワードを使いこなす」 9月29日㈮ 午前9時半~午後3時 15人 1000円  南が丘公民館 ☎(84)6411 ●アクティブ65「笑いの健康体操」 9月20日㈬  午前10時~11時半 65歳以上25人 ●伝承わらべうた 第2・4火曜日 午前11時半~午後0時半 各日0歳児の親子8組 500円 ●母と子の絵本を楽しむ会 第3水曜日 午前10時~11時 15組  堀川公民館 ☎(87)4111 ●ほりかわ写真展 9月1日㈮正午~16日㈯正午 大根公民館 ☎(77)7421 ●おはなしころりん 9月14日㈭ 午後3時~4時 「アンガスとねこ」など ●ふるさと料理教室「おはぎ作り」 9月21日㈭ 午前9時半~正午 12人 550円 鶴巻公民館 ☎(76)0463 ●防災・減災サロン 9月16日㈯ 午前10時~11時半 災害発生時の要配慮者について 東公民館 ☎(82)3232 ●がらがらどん 10月2日㈪ 午前10時~、11時~ 各回4歳以下の親子8組 ●ポールウオーキング 10月11日㈬ 18日㈬ 午前9時半~11時 65歳以上10人 ●生き生きランチの集い 10月18日㈬ 午前10時~午後3時 65歳以上15人 500円 北公民館 ☎(75)1678 ●北地区伝承子供月見まんじゅう作り教室 9月10日㈰ 午前9時半~正午 小学生16人 500円 ●介護予防講座コグニサイズ 9月20日㈬、27日㈬の全2回 午前9時半~11時 65歳以上15人 ●手もみ茶作り体験教室 9月23日㈯午前8時半高梨茶園(菩提1387)集合~午後6時 12人 1500円 ほうらい会館 ☎(81)8310 ●健康講座「知って得する制度あれこれ」 9月26日㈫ 午後1時半~3時 30人